PRESS RELEASE

2023.02.07

ナビック、スタンダード・リンク及び本郷飛行機のドローンビジネスにおける協業について

                                                株式会社ナビック
                                          スタンダード・リンク株式会社
                                               本郷飛行機株式会社

 株式会社ナビック(代表取締役:髙津 智仁、本社:東京千代田区、以下「ナビック」)、スタンダード・リンク株式会社(代表取締役:大久保俊一、本社:東京都千代田区、以下「スタンダード・リンク」)および本郷飛行機株式会社(代表取締役:金田賢哉、本社:東京都文京区、以下「本郷飛行機」)は協業し、ドローンビジネスの推進を図っていくことに合意いたしました。

 ナビックは、 Versa Networks, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、以下「Versa」)との協業により、VersaのSASEサービス「Versa SASE」とWi-Fi及びローカル5Gを組み合わせた、安全で柔軟な設定機能を備えた通信サービスを展開しています。
スタンダード・リンクは、AIカメラ開発における開発体制および事業環境を構築しており、“AIの眼”となるAIカメラの開発を進めております。本郷飛行機は、2014年世界で初めて画像処理AI技術による世界初小型全自動飛行を75グラムという小さな機体で実現したドローンの開発メーカーです。両社は、それぞれの最新技術を組み合わせ、ドローンに搭載する革新的なAIシステム商品の共同開発を進めています。

 ドローンは、下水処理場や火力発電所などのプラントにおいて、監視員の立ち入りが困難な場所での監視などに活用されています。しかし、ドローンに搭載したAIカメラで収集した情報をリアルタイムに伝送することや収集した情報をプラントから離れた中央拠点等に向けて、安全かつ高速に伝送することが大きな課題となっていました。
 今回、ナビックの通信サービスを組み合わせることで、そのドローンの情報をWi-Fi若しくはローカル5Gを経由してリアルタイムに収集し、プラント等から離れた中央拠点等に「Versa SASE」を用いて、素早く、安全で高速に伝送することを可能とします。特に、5Gのネットワークスライシング技術とVersaのSASEサービスを組み合わせることで、Wi-Fi若しくはローカル5Gを経由して収集した情報を伝送するたびに、その情報に最適な通信環境を自動的にかつ柔軟に設定することが可能となります。そのため、収集した情報やそのプラント及び伝送先の拠点の特性に応じた安全性の強度や伝送速度などの通信設定を柔軟に行い、最適な通信環境をリアルタイムに提供いたします。加えて、通信の利用時間や利用回数に応じた料金体系(Pay per use)となるため、通信コストの低減も可能となります。
 センサー技術およびカメラ技術を持つスタンダード・リンクと、画像処理AI技術および内製ドローン開発を行う本郷飛行機、及び安全で柔軟な設定機能を備えた通信環境を提供するナビックは、共同でドローンを活用したサービスの構築を推進し、その拡大を図っていきます。

 
【株式会社ナビック】
本社所在地: 東京都千代田区神田紺屋町11
代表取締役: 高津 智仁
事業内容 : Wi-Fi等を活用した無線ブロードバンドアウトソーシングサービスの提供
設立: 2013年8月
HP: https://www.nabiq.co.jp/

【スタンダード・リンク株式会社】
本社所在地: 東京都千代田区神田和泉町2-20
代表取締役: 大久保 俊一
事業内容: IOT/カメラおよびAI開発
設立: 2022年2月
HP: https://standard-link.jp/

【本郷飛行機株式会社】
本社所在地: 東京都文京区本郷3丁目4-3
代表取締役: 金田 賢哉
事業内容: 無人航空機(ドローン)他ロボティックスに関する、企画・開発・設計・製造・販売
設立: 2015年12月
HP: http://hongo-aerospace.com/index.html